伊豆大島の中央に位置する標高758mの三原山は、
ハワイのキラウエア火山・イタリアのストロンボリー火山と共に 世界三大流動性火山の一つ。昭和61年(1986年)210年ぶりの大噴火が起きた。
この日全島民1万人が島外へ脱出。約1ヶ月の避難生活を送ったというニュースは私も覚えている。その時の衝撃的な映像がまだ目の奥に残っていたので、実際に三原山を見たときは映像がぶり返してきたようだった。その時に流れた溶岩が残っていて、その溶岩の中の道をおはち巡りへと進む。溶岩の大きさはは幅100b、長さ3`にわたるという。
”おはち巡りコース”が開通したのは平成10年になってからだそうで、三原山の噴火口を間近に見る事が出来るようになって、今日も大勢の人が訪れていた。だが40分位で一周出来るお鉢巡りコ−スは誰も人がいなく、皆噴火口だけを見にきているようだ。お鉢の尾根上から見る景色は殺伐とした溶岩のみで、尾根上にはまだ3〜4ヶ所の噴気口から噴煙が出ていた。
噴火で出来た三原新山の登りから噴火口(直径350m、深さ200)を覗くと、その迫力ある凄さに見入る。反対側は海で穏やかな島々が見える。三原新山を登り、そこからも火口を見下ろすが、ここが三原山の一番高い所で764bになる。噴煙が上ってくるので急いで尾根道まで戻り、遠く、噴火口見物に登っている人達を眺めながら、三原神社に着いた。溶岩流はなぜか三原神社を避けて流れたという縁起の良い神社でお参りし、ここからは舗装された遊歩道で三原山頂上口駐車場に戻った。 |