仁別国民の森を過ぎ林道は旭又で終わりになった。
広い駐車場には作業小屋があり、車も5〜6台駐車していてちょうど作業する人が動き出したところだった。
登山者らしい車も2台あったのでその横に駐車し、8:51分橋を渡って沢沿いを進む。
15分余り歩くと素晴らしい秋田杉の森になった。こんなきれいな杉並木は見たことがない。
感激しながら通り抜け、丸太橋を渡ると間もなく御滝神社に着いた。
ブナの森が広がり、巨木のブナもあり、ブナの根の階段を上り、ブナに酔いながら登山口から1時間半位で御手洗に着いた。
森の中の広場にはお地蔵さまや湧き水の側に菅谷真澄の碑があった。
ここからジグザグ道の急登になった。稜線上に出ると濃霧で展望がないが鐘の立つ分岐と合流。
スーッと雲が流れて山頂が見えた。すぐに又、濃霧になったが、雪の重みでへこんだのかステンレスのやけに眩しい鳥居をくぐる。
最後の登り50b位で上を見ると大きな建物が霧の中から浮かび上がりびっくりした。 山頂の宿泊所や三吉神社奥宮だった。
11時20分大平山山頂に到着。方位盤もあったが深い霧で何も見えない。
奥宮の壁に添う石碑をみながら15分休憩し、下り始めて5分位で僅かの間だが辺りの景色をみることが出来た。今日は登山者に誰も会わなかった。 |