| オプタテシケ山 | おぷたてしけやま | 2013b | 2003.7.29〜8.1 |
| 朝から雨が降り続いているので出かけるのをためらい、天気予報を確認しながら思い切って、10時頃札幌を出発する。十勝岳温泉、望岳台駐車場に着いたが雨の勢いは止まらず、雨の中を上ホロカメットク山へと出発する。風がないのが幸いで、もくもくと富良野岳への分岐から左に分かれ、ハイマツの急斜面を登り尾根上に出た。左下から噴気のニオイがするが雨と濃霧で展望はなく、急斜面を登り切って稜線上に躍り出る。急に風が強くなって、上ホロカメットク山へ向かうが、頂上を経由せずに直接上ホロ山避難小屋に行くことにした。稜線上から20分位で17:05分小屋に到着。夫と私の他、3組の登山者はみんなずぶ濡れなので小屋の中は湿度が高く、暗い中での食事の支度はてんやわんやだった。今回は上ホロカメットク山〜十勝岳〜美瑛岳〜オプタテシケ山〜トムラウシ山と3泊4日の縦走を計画。初日からの雨は気分が重い。 |
![]() |
![]() |
![]() |
| 上ホロカメットク山避難小屋 | イワブクロと十勝岳 | 背後に富良野岳〜十勝岳への稜線 |
![]() |
![]() |
![]() |
| 稜線上の花 | 美瑛岳山頂 | 美瑛富士へ向かう |
| 2日間目 5:10分出発。今日はうって変わって快晴。雨の中を歩いた上ホロカメットク山。十勝岳への稜線、噴煙をあげる十勝岳を背後に、美瑛岳へ向かう。朝日に当たりながら豪快な十勝岳の展望歩きは素晴らしく、火山灰原を抜け、美瑛岳の登りも足取りが軽い。岩混じり砂礫の稜線上にはキンバイやイワブクロの高山植物が現れ始め、美瑛岳山頂に到着。いつの間にか雲が広がり展望がなくなった。すぐに美瑛富士に向かう。ガスが流れて景色が現れたり濃霧になったりで、1時間位で美瑛富士山頂に着いたが、雲が重くのしかかっていた。
石垣山に向かう時、雨がポツポツ降ってきた。稜線上からずーと下、草原の中に美瑛富士避難小屋が見えた。岩礫とハイマツの稜線上の足元にはミネズウオやイワウメが見え、時々ガスがさーと流れて、お花畑や稜線上の山が見え素晴らしい展望が現れる。雨交じりの霧の中で展望がない時、ベベツ岳を通過。そして、オプタテシケ山の頭だけが見えた。目指すオプタテシケ山の山頂ピークは鋭い。岩礫の急斜面を下り、登りになった。ハイマツを縫って急斜面を登り詰め山頂に着いたと思ったら前峰で、流れる霧の中前進し、細い稜線をたどってやっとオプタテシケ山山頂に到着。濃霧と無風のオプタテシケ山山頂だった。山頂から十勝連峰とわかれ、いよいよ大雪山へと向かう。まずは急な下りで、岩れき急斜面を600bほど下る途中、雪渓帯になり視界も利かなく双子池になかなかたどり着けない。30分ほど雪渓の中を迷って、やっと15:05分双子池キャンプ指定地に着いた。雨も降りだし、ヘトヘトになってテントに潜り込む。 |
![]() |
![]() |
![]() |
| 雪渓の脇の池 | 岩礫の道にヨツバシオガマ | お花畑が広がる |
|
| 3日目 7:00出発。夜通し降っていた雨もあがり、霧がかかっているが今日は晴れそうだ。オプタテシケ山の下りで頑張ったせいか足が重く、リックも重い。双子池キャンプ指定地から背の高い笹原からハイマツの生い茂った登山道になった。濡れたカッパは乾き、暖かくなってアップダウンのない尾根道は快適で、景色を楽しみながらいくつかのピークを過ぎる。ガンコウランやウラシマッツジ等のお花畑で休み、三川台からはユウトムラウシ花園のカールの縁につけられた登山道を行く。右下にユウトムラウシ花園を見下ろし、カール底は蛇行する川、池と雪渓とお花畑の夢のような景色が広がっていた。別世界に迷い込んだ気分に浸りながら、振り返るとオプタテシケ山から昨日歩いた稜線が望めて感激。 |
![]() |
![]() |
![]() |
| 三川台の分岐点 | 高原のようなお花畑の中の一本道 | 振り返って十勝連峰を望む |
![]() |
![]() |
![]() |
| カール縁のお花畑の道 | ハクサンイチゲの群生 | 十勝連峰の全容が現れた |
| トムラウシ山に向かって、広大な銀杏ヶ原の一本道を進む。まるで高原歩きのようで草原や岩れき、様々なお花畑やハイマツの中を抜け、1912bのピークに立つと十勝連峰の全容が見えてきた。十勝岳から下ホロカメットク山までの稜線を望め、感無量。そして南沼が現れ、目の前の斜面を登り終えると広い台地の奥にトムラウシ山が鎮座、やっと到着した。うれしく駆け上りたい気分だ。14:05分登り口の南沼キャンプ指定地に荷物を下ろし、テントを張る。1時間半位かかって荷物の整理が終わり、15:30分トムラウシ山山頂へ。トムラウシ山には温泉コースで2回登っている。3回目の今回は長い道のりを経てトムラウシ山山頂に着いたので喜びも一入。30分位の登りで着いた山頂は残念なことに濃霧で被われてしまったが、私には目の前に大雪山から十勝連峰の広がりが想像できた。
4日目 8:30出発。上ホロカメットク山からトムラウシ山までの縦走路も終わり、今日はトムラウシ温泉に下るだけ。長い雪渓を下り、長いドロンコ道も差して気にならず、トムラウシ温泉に12:40分無事到着。雨にも降られたが、広大なお花畑と素晴らしい景色を堪能しながら、大自然の中を無事に歩く事が出来て本当にうれしかった。 |
![]() |
![]() |
![]() |
| 大雪山が見えてきた | 広い台地をトムラウシ山めざして | トムラウシ山と南沼キャンプ指定地 |
![]() |
![]() |
![]() |
| トムラウシ山山頂へ岩を登る | トムラウシ山山頂 | 雪渓を下ってトムラウシ温泉へ |
|