大笠山 おおかさやま 1828b 2013.10.30



登山口 7:08 前笈ケ岳 9:29 旧小屋跡 10:43 頂上 11:22
頂上 11:26 旧小屋跡 12:00〜12:30 前笈ケ岳 登山口 15:51

累積標高1466m 、片道6.2kmの行程。総行程9時間位の予定で桂湖登山口から7時08分出発したが、気が重い。 宿を5:15分に出たので6時には登山口からスタートできるはずだったが道を間違え、1時間もロスしてしまったからだ。 歩行時間が長いのでぐずぐずしてはいられないがまだ明るいうちには戻れると思い、登山口から2〜3分先の吊り橋を渡った。 吊り橋をわたると岩壁で、いきなりの2連鉄梯子そして鎖場、また鉄梯子、階段と急登が続きぐんぐん高度が上がる。 濡れている岩場に落ち葉が積もって滑ること、帰りが恐ろしいなと思ったら殉難丘のプレートが。いやな名前だなと気が滅入る。 檜の巨木やシャクナゲが多い急傾斜の階段が続き、傾斜が少し緩くなったところで右側に前笈ヶ岳の標識。 10b位先の前笈ヶ岳山頂は、ベンチや標識が傾いた展望のない場所だった。

すぐ登山道に戻ると2人の若い人達が下山してきた。 小屋泊まりで夕べは雨だったけれど今朝の朝日は素晴らしかったと話していたが、今日の天気予報は曇りのち雨。 下には雲海が広がっていたが1000bを過ぎる辺りから青空が広がってきた。 気持ち良い天気の中をアップダウンを繰り返し、木々の間から大笠山を眺め、急な岩場を登って1552bピークに到着。 素晴らしい展望だ。笈ヶ岳から仙人窟岳への稜線。その向こうに冠雪した白山、そして大門山方面の見事な景色、正面にはド〜ンと大笠山。 ここには”桂湖から3.7`地点”の標識があり、このような標識は何カ所かあって目安になるが距離がなかなかはかどらない。 風が強く、風が谷間で渦をまいているようで、時折ゴウゴウとジャット機のような音がする。

1552bピークから正面に大笠山の山頂を見ながらの細い尾根を進む。 アップダウンを繰り返す道は”桂湖から4.8`”地点を過ぎ旧小屋跡についた。 小屋跡広場の水場では水が勢いよく出ていた。そのまま広場を横切り、急な草付き斜面を登る。 ブナ林からダケカンバ林に変わって展望の良い尾根道は続くがだんだん空模様がおかしくなってきた。 笹の中の道に雪が出てきて分岐に到着。ここは奈良岳方面への縦走路で石川県と富山県の県境の標識がある。 そして左へ少し歩いて避難小屋の前を通るとすぐに大笠山山頂に到着。4時間14分かかって大笠山山頂に着いた。 一等三角点をタッチし、方位盤で景色を確認しながら写真を撮った4分の間に笈ヶ岳は雲の中になってしまった。重たい雲が辺りに漂い、風も強いので すぐ下山。旧小屋跡まで下って、お腹が空いたのでおにぎりを食べ休憩しているとポツリと雨が降ってきた。カッパを着ているうちに本降りになった。 木々の葉はすっかり落ち、左右切れ落ちたヤセ尾根道は濡れた色とりどりの落ち葉で埋め尽くされ、 モクモクと豪雨の中を下る。
用心して下ったのにどうしたことか巨根の上から転げ落ちてしまった。三回転して顔と右足の膝を打ったが、凄い雨なのでそのまま3時間余り一生懸命下る。登山口にたどり着くと安心したのか急に体中が痛くなった。顔も腫れてきたので病院を探したが、この五箇山には病院はなく仕方がないので明日大日ガ岳を登る予定を止め,札幌に帰ることにした。翌朝、傷だらけになった顔が腫れて左目が開かなく、左手や腕も傷だらけだったので、飛行機に乗ったとき車いすが用意されたのにはびっくりした。凄い形相だったに違いない。やっぱり殉難丘のプレートにいやな予感がした通りになってしまった。
桂湖登山口 吊り橋を渡った正面からハシゴの登り
ここから登山道は急に 展望が開けた所に殉難丘のプレートが
大きな檜木 高度が少し緩くなって
前笈ガ岳山頂 大笠山が見えた
こような標識が所処にある 1552bピークから大門山方面
仙人窟方面 笈ヶ岳
1552bからの大笠山は正面に 大笠山の山頂がはっきり見え
旧避難小屋跡 大笠山が近づいてくる
登山口から6`地点の分岐 避難小屋
大笠山山頂 山頂から笈ヶ岳方面
山頂から穂高方面 山頂から1時間下っての大笠山(左奥)