三俣蓮華岳 みつまたれんげだけ 1000m 2001.08.25


04:58 三俣山荘
06:09 鷲羽岳山頂着 
06:23 鷲羽岳山頂発
08:30 水晶岳着
08:45 水晶岳発
11:30 三俣山荘着
11:44 三俣山荘発 
12:01 新穂高温泉駅着
06:30 双六小屋発 
15:51 双六小屋着
15:01 双六岳発
14:56 双六岳着
13:47 三俣蓮華岳発
13:36  三俣蓮華岳着 
三俣蓮華岳 三俣蓮華岳頂上


8月23日に折立から薬師岳に登り、太郎平小屋に一泊。 翌日、24日は黒部五郎岳を登り、三俣山荘泊。 25日の今日は三俣山荘から、鷲羽岳、水晶岳を登り、黒部の源頭を通って三俣山荘に戻り、三俣蓮華岳、双六岳を経て双六小屋に泊まる行程だ。

4時58分三俣山荘を出発。ハイマツ帯を抜け、急なザレ場を登って1時間10分で鷲羽岳山頂に到着。頂上からの展望は素晴らしい。西鎌尾根、北鎌尾根、東鎌尾根そして槍ヶ岳が黒々と浮き上がり、薬師岳や黒部五郎岳や目の前の三俣蓮華岳が朝日に照らされキラキラ輝いて、ダイナミックな光景にうっとりと眺めてしまう。 そしてこれから向かう水晶岳方面にも朝日が当たりまるで光の道のようだ。朝日に導かれてワレモ岳へ進む。ワレモ岳6時47分到着


鷲羽岳の登り 鷲羽沼と槍ケ岳 鷲羽岳頂上より槍ケ岳

水晶小屋に着いた。鞍部にひっそりと建つ小さな小屋で、小屋の真下からは、真砂岳や大きく聳える野口五郎岳への尾根道だ。 水晶岳へは小屋の上から40分位登る。 なだらかな尾根道は心地よく、水晶岳山頂まで見ることが出来る。 水晶岳頂上到着8時30分。山頂は大きな岩の集まりで、 標識はその岩の間にある。急峻な上に狭く、何人かの登山者は交代で記念写真を撮る。

鷲羽岳山頂からの展望も感激したが、 この水晶岳の頂上からはそれ以上で何かジーンとくるものがある。北アルプスのど真ん中にいる実感。 劔岳や立山や今まで登ってきた山々、北アルプスが全部見えるようで、この360度の大展望に息をのむ。景色を楽しみながら尾根道を下り、ワレモ北分岐から岩苔乗越経由して三俣山荘に戻るが、このコースは黒部川誕生の最初の一滴を見ることが出来るとか。まず、急峻なガレ場を下る。

水晶岳目指して 水晶小屋 水晶小屋から水晶岳へ

岩苔乗越で雲の平、高天原の景色とわかれ、ワレモ岳、鷲羽岳と祖父岳の間の沢を下る。すぐに黒部川の源頭部が現れた。 草の中、石ころの間から細い水がチョロチョロ流れていて、これが黒部川の始まりとは本当に驚く。急な沢を下っていくと、そのチョロチョロ水はだんだん大きくなり、30分も下ると川になった。 丁度その辺は祖父岳と三俣山荘との分岐あたりで、黒部川源流の立派な碑が建っていた。分岐からは黒部川の沢から離れ三俣山荘への急な登りで、三俣山荘11:30分到着。

一息入れてから、いよいよ双六小屋へ向かう。まず、三俣蓮華岳への登りから始まる。 丁度昼時の一番暑い中でつらく、中腹で休み、体調を整えて13:36分三俣蓮華岳山頂に到着。ここからの景色も素晴らしく、午前中に登った鷲羽岳から水晶岳までの長い稜線が展望出来て、歩いてきた行程を改めて眺めた。休憩したかったが双六小屋まではまだ長い行程なので景色を眺めただけで、双六岳へと向かう。

丸山を通過し、緩やかな尾根道は双六岳まで続き、双六岳14:56分到着。 いつの間にかガスがかかり、山頂からの展望どころか全くの灰色の世界になってしまった。そのまま双六小屋へと下りる。 石がゴロゴロした歩きずらい下りの向こうに赤い屋根の小屋が見え、山荘に15:51分到着。三俣山荘を朝出発してから約11時間かかった。 双六小屋は混んでいて、食事も3回目の順番待ちだが、部屋もきれいで、食事もおいしい。 明日は鏡平から新穂高温泉に下るだけなので、ゆったりとした気分になる。

翌朝、久し振りにゆっくり食事をし6:30分双六小屋出発。穂高連峰を見ながら新穂高温泉へと下る。 林道ゲートに11:13分に到着。改めて、今回の北アルプス縦走、 薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、三俣蓮華岳と連日好天気に恵まれ、大きな自然を満喫できて、うれしい気持で一杯だった。 新穂高温泉の足湯に浸り、山登りからおりてきた若い人達と一緒に語らいながら、健康で歩けた喜びにひたった。



水晶岳が近づく 頂上より 黒部川源頭部(後方は三俣蓮華岳)