国見岳 くにみだけ 1739b 2012.4.9


熊本県美里町から445号線そして159号線と狭い林道のような山あいの国道、 これが国道とはと驚きながら2時間余り走って、 五家荘の集落”民宿樅木山荘”に着いた。 五家荘は平家落人の隠れ里で、渓谷と山あいのひっそりとした山里の風景だった。 16時前に着いたので近くの樅木吊り橋や小学校や昔なっかしい里の空気にどっぷりつかり、宿の山菜づくしの豪華な夕食を楽しんだ。 ここは登山者ではなく、釣り人が多いそうで、ニジマスの刺身は特に美味しく、新鮮な素材に感激した。

翌朝、お弁当を作って頂き、8時過ぎに宿を出る。又、林道樅木線終点まで40分位走る。 すぐ先にゲートが見えたが、手前が崖崩れで大岩が道路に転がっていてゲートまでいけない。道路脇に車を止め出発。 ゲートをくぐり五勇谷橋を渡るとすぐ右手に登山口があったが、その下に小さく新登山口は250b先と書いてあったので林道を上って行く。 標高1020bの位置に新登山口があった。国見岳新道の立て札には平成23.8.2の日付があり本当に新しい。すぐの急登で、9:07分出発する。
五家荘樅木新登山口 登山道 旧、新登山口分岐
樹林の間から山頂が見えた 山頂を見ながら登る 金網の横を通り
まだ新しい道は、積もった落ち葉も一緒になってフワフワだが急な傾斜だ。 1時間ぐらい登ると旧登山口との分岐に出た。間もなく樹林の間から顔を出した山頂稜線を見ながらモクモクと急登を行く。 金網の横を通り、石楠花林を抜け11:05分国見岳山頂に到着。山頂からは360°の大パノラマだが春霞気味。 今日は風もなく暖かな日差しでのんびりとお弁当でもと思ったが、朝しっかりと食事をしたのでお腹がすかない。 丁度金網づくりのおじさん達が椎葉方面から登ってきた。登山者は2人だけかいと言う。 帰りにでも他の登山者と出会うかもと思ったが、結局誰にも会わなかった。山頂に10分程居ただけで下山。 金網をうちつける金槌の音が響く、静かな国見岳を楽しみながら登山口に12:30分着。

石楠花林を抜け 国見岳山頂 山頂からの景色

お昼過ぎには車に戻ったので、五家荘平家の里を訪ねた。五家荘に伝わる平家落人伝説を紹介する施設があった。 国道から奥に入った秘境に平家にまつわる展示や神楽などを披露する能舞台もあり、いきなり立派な建物が現れてびっくりした。 五家荘という地名に平家の暗号が隠されているという。逃げ延びてきた平家の人々の思いや暮らしぶりを想像しながら五家荘を後にした。

2時間余り走って、通潤橋近くを通ったのでここも見学。 立て札には”深い谷に囲まれ、水不足で困窮していた白糸台地の民衆を救うためにかけられた灌漑用の石造りアーチ水路橋。 江戸時代の1854年に建設された国の重要文化財”と書かれてあった。 田植え時期以外は一回1万円の有料で予約放水が行われているそうで、現役なのが凄い。すぐ近くの五老ヶ滝も迫力があった。
五家荘平家の里建物 五家荘里山風景 通潤橋



五家荘樅木新登山口 9:07 国見岳山頂 11:05〜11:12 五家荘樅木新登山口 12:30