熊伏山 くまぶしやま 1653b 2013.5.8

水窪登山口 10:38 青崩峠 10:52 熊伏山山頂 12:25〜12:40 水窪登山口 14:13

152号を北上し、水窪の町を通過。草木トンネル手前から青崩峠の表示に従い 青崩林道を10分程進むと塩の道の石碑があって、林道は通行止めになった。 ここが塩の道と青崩峠への水窪登山口だった。青崩峠への塩の道は、 武田信玄が腰掛けたという岩や茶店跡がある 歴史を偲ばせる針葉樹の石畳の遊歩道。 10分程の歩きで、青崩峠に着いた。

青崩峠は静岡県と長野県の県境で案内板や石仏さまが並びたくさんの旅人が往来したのであろうと想像はつきない。 この熊伏山の東側に青崩と呼ばれて崩壊の絶えない崩壊地帯があって、その切り立った崖は熊でさえ近寄りがたい険しさということから 熊伏山の山名の由来となったという。青崩峠から丸太の階段を上り、本当に5〜6分歩いただけで尾根からスパッと切れ落ちている崖を見ながら急登を進む。
水窪登山口 水窪登山口10:38分出発
石畳の塩の道 武田信玄が腰掛けた岩
青崩峠
尾根から崩れているガレを見上げる 登山道の右側は崩れ落ちている
ヤシオツツジ 崩壊地の頭
ツツジが咲き、樹林越しに山並みを見て、1時間程の胸を突く傾斜が終り尾根上の崩壊地の頭に着いた。 素晴らしい展望が広がり雪を被った聖岳が眩しいくらいだ。そしてすぐに電波反射塔がある広場に出た。 まだ芽吹きがはじまったばかりの木々から山並みが連なってほっとする景色だが休まず進む。 樹林越しに熊伏山が見え、前熊伏山と道標が木につけられている分岐を通過。 左方面は観音山のルート、右に進んで15分余りで熊伏山山頂に到着した。 三方は木々が邪魔して景色は見えないが南斜面からは展望が広がっていた。 素晴らしい天気なのに、私達夫婦以外に登山者はなく静かな熊伏山山頂で15分休み、往路を戻った。水窪登山口14:13分着。
崩壊地の頭から望む聖岳 崩壊地の頭からすぐ先の電波反射塔
樹林越しに熊伏山が見える 稜線上の前熊伏山

熊伏山山頂 山頂から南斜面の景色