昨日は一日雨だった。明け方、雷と大雨で目を覚ました。やっぱり今日の二股山登山は無理だなと思いながら5時頃窓を開けると雨は止んでいた。
重く垂れた雲が勢いよく流れ山並みが垣間見える。今日の天気予報は大雨注意報で9時頃から雨足は強くなるというが、
これからでかければ9時までには下山来そうと登ることにした。二股温泉宿から15分程林道を走って御鍋神社前を通過すると登山口前に駐車スペースがあった。車を止め、6:05分出発する。
雨はふっていないが、樹から滴が落ち、足元の草木はぬれているのでカッパはすぐに濡れた。が、道は悪くない。
八丁坂、あすなろ坂と急登しブナの大規模伐採地跡というブナ平に着いた。
何本か残るブナの大木の台地を進むと木立の間から二股山の姿を見ることが出来たが、すぐに男岳坂の急登になった。7:25分男岳山頂に到着。
女岳は雲の中で見えないが思いがけず那須方面の展望が広がっていた。雨が降りそうなので男岳だけで戻ることにした。
下山途中、男性一人に出会った。熊は大丈夫でしたかと言われ、そういえば登山口に”熊、ハチ注意”と大きな立て札があったのを思い出した。
山頂から丁度1時間で登山口に戻った。
御鍋神社の前を通った。ここは平将門の妻桔梗姫とその一族が没落後密かに逃れた場所で、
ここで再起を決意し、朝廷から賜った御鍋をご神体として建てた神社という1000年も前の話だ。
この二股山も徳川時代に発行されたわが国最初の山岳本「日本名山図会」に紹介された名山で、
その麓の二股温泉は平安中期の開湯で1200年以上の歴史を持つという。
二股温泉宿に戻り温泉に入り、食事を頂いて10時頃宿を出ると雨が降り出し、すぐに本降りの雨になった。
雨の合間に登る事が出来た、歴史がびっちりつまった二股山だった。 |