真木渓谷林道をひたすら奥へ。車で40分位走ると林道は車止めになり広場になっていた。
すでに3台の車が駐車していて、すぐ上に建っている立派な小屋の窓が開いていた。
誰か居るのかなと思いながらも身支度して車止めの横から6:40分出発する。
荒れた車道を10分余り歩くと登山口の甘露水に着いた。甘露水は登山口のすぐ先に流れていた。
登山口から薄暗い杉林を抜け、ブナやナラの林になった。
ブナ林の登りは延々と続き、ブナ台を過ぎるとブナの巨木も現れ、深いブナの森に浸りながら1時間20分登って倉方に着いた。
倉方からブナ樹林を抜け出ると展望が開けたが濃霧になっていた。
アキノキリンソウやリンドウが咲く足場の狭い尾根道の急登は暫くすると草や笹が覆い被さりズボンが濡れてきた。
カッパをはいて2〜3分位進むと、突然道は開け、笹刈り道になった。
3人の人達が作業中で、小杉山まで笹刈りが終了したからそこまでは快適だと話してくれた。本当に有り難い。
濃霧で展望がないが快適な登りで藥師平を通過し、8:50分薬師岳山頂に到着。 狭い山頂で少し休み、すぐ下にある薬師堂の前から藥師平に向かう。
お花畑があるなだらかな稜線歩きが始まった。 リンドウやアザミ、フウロやシャジンも残る花畑の中は楽しく、小杉山分岐を過ぎ、
小鷲倉まではリンドウ等を見ながら草原の緩やかな登りだったが、小鷲倉からは深い笹が道を覆っていた。
ヤブを漕いでいると下山してくる登山者に出会った。夕べは駐車場の小屋に泊まったのだという。
笹が終わって霧の中から山頂が見えた。
10:50分和賀岳山頂に到着。4時間かかった山頂からの展望はないが、
広い山頂にはアキノキリンソウやウスユキソウが咲いていた。
和賀岳から下る時2人の登山者に会った。霧が少し晴れ、遠く奥羽山系の山々をわずかに見ることが出来、又、ブナの森を楽しみながら甘露水登山口に下った。 |