標高差1100bを一気に山頂までの急登で、1合目から傾斜はきつく、2合目を通過すると不動の滝見晴らし台に着いた。落差100bの滝は見応えがあり、滝との距離は随分とあるのにここだけは涼しい風が吹いている。雨も上がって薄日も差してきたが湿度が高く、立っているだけで背中から汗が流れる。不快指数100%の中をモクモク3合目、4合目、樹林帯の中は全く風がない。明るい空き地に出て、レスキューポイントに着いた。展望もなく、又、すぐ樹林帯の道になる。5合目、6合目、7合目、8合目を通過して間もなく富士見展望台の標識に、側の大岩に乗るが残念ながら富士山は見えない。
そして、地蔵峠への分岐点である9合目を通過し南アルプス展望台に出たが、曇り空でここでも展望はない。道は緩やかになって毛無山山頂に到着。12:30分着で約3時間かかった。山頂は広く、一等三角点と山頂標識があり南斜面は草原になっている。風がないせいか小さな虫が沢山飛び交い、目や耳にまで入るので落ち着いて座っていられない。その時、突然雲の中から富士山が姿を現した。草原の向こうに端正な富士山の姿は素晴らしく、歓声を上げたとき又、富士山は雲の中に入ってしまった。一瞬の出来事だったが満足感で一杯で、往路の急な下りも難なくこなして14:30分登山口到着。今日はサウナの中の登山のようで、全身汗でびしょぬれだった。 |