毛無山 けなしやま 1964b 2010.6.29



国道139号線朝霧高原にさしかかると毛無山登山口の大きな標識が国道沿いにあり、目の前に巨大な山並みが濃霧の中からスーッと姿を現した。夕べからの雨は小雨になってきたが、濃い霧で視界が悪く、国道から入って10分位で毛無山登山口に着いた。すぐ側の草原に有料駐車場(500円)があったが今日は天気が悪いせいか誰も登山者はいない。9:35分登山口出発。すぐに麓宮神社、麓金山精錬所跡を通過し、道標に従い進む。大きな石が転がる沢を渡り、毛無山地蔵峠分岐点を過ぎると、1合目が始まった。

毛無山登山口 麓宮神社 沢を渡る
不動の滝 5合目 8合目

標高差1100bを一気に山頂までの急登で、1合目から傾斜はきつく、2合目を通過すると不動の滝見晴らし台に着いた。落差100bの滝は見応えがあり、滝との距離は随分とあるのにここだけは涼しい風が吹いている。雨も上がって薄日も差してきたが湿度が高く、立っているだけで背中から汗が流れる。不快指数100%の中をモクモク3合目、4合目、樹林帯の中は全く風がない。明るい空き地に出て、レスキューポイントに着いた。展望もなく、又、すぐ樹林帯の道になる。5合目、6合目、7合目、8合目を通過して間もなく富士見展望台の標識に、側の大岩に乗るが残念ながら富士山は見えない。

そして、地蔵峠への分岐点である9合目を通過し南アルプス展望台に出たが、曇り空でここでも展望はない。道は緩やかになって毛無山山頂に到着。12:30分着で約3時間かかった。山頂は広く、一等三角点と山頂標識があり南斜面は草原になっている。風がないせいか小さな虫が沢山飛び交い、目や耳にまで入るので落ち着いて座っていられない。その時、突然雲の中から富士山が姿を現した。草原の向こうに端正な富士山の姿は素晴らしく、歓声を上げたとき又、富士山は雲の中に入ってしまった。一瞬の出来事だったが満足感で一杯で、往路の急な下りも難なくこなして14:30分登山口到着。今日はサウナの中の登山のようで、全身汗でびしょぬれだった。

9合目(地蔵峠への分岐点) 毛無山山頂(後方かすかに富士山が) 国道からの毛無山(左奥が毛無山)




毛無山登山口 9:35 毛無山山頂 12:30〜12:55 毛無山登山口 14:45