上蒜山 | かみひるぜん | 1202b | 2014.9.29 |
上蒜山スキー場駐車場に車を置いて、 200b位引き返した所に登山口まで900bの標識があり、
15分程歩くと登山口と書かれた牧場にぶつかった。
牧場の中を進み、麓の登山案内図から薄暗い杉林の急な丸太階段を登る。
急登20分位で2合目になり、杉林を抜けて、どんどんと展望が良くなってくる。 アキノキリンソウやマツムシソウ、リンドウ、
ナデシコ、ワレモコウなど秋の花々も咲く尾根上の道は5合目を通過、そして小ピークの8合目槍ヶ峰に着いた。
ここからの展望は素晴らしく、眼下には牧場や蒜山高原が広がり行く手には上蒜山の頂が見える。
尾根上の道はブナやカエデ等混合林の登りになってヒョッと広場に到着。1202bの標識が建っていて、登山道はそのまま中蒜山へと続いている。
消えかかった標識をよく見ると1202bの数字の上に上蒜山頂上は左矢印で右矢印は中蒜山になっている。 地図上でもこの左奧が上蒜山となっているが、でも一面の笹原で道が見えない。 ここまでの登山道は良い道だったのにと何か腑に落ちなかったがカッパを着て行くことにした。 笹が生い茂って道が見えないが笹漕ぎしている真下にはしっかりとした道がついていた。 私の肩まである背の高い笹は朝露でぬれていてカッパはビショビショ。 時々顔にかかる笹に嫌気がさしてやっと二等三角点広場に到着。 ここも笹原の真ん中で展望もなく、二等三角点標石があるだけの殺風景な景色で山頂標識もなく、ましてやこちらは1199.7b。 10分程で戻ったが足元が悪い笹漕ぎ歩きの上、先ほどマムシが横切ったのでヒヤヒヤだった。 往復30分かかって戻った1202bの上蒜山最高地点でお水を飲み、カッパ゚を脱いで往路を戻ろうとしたがあまりにも山頂があっけなく何かすっきりしない。 中蒜山へ縦走しようと夫と話し、中蒜山側に下山することにした。 |
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上蒜山から中蒜山の全景 | 駐車場からすぐの登山口案内 |
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百合原牧場登山口 | 牧場の牛を眺めながら |
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3合目を過ぎて | 五合目 |
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蒜山高原が真下に | 8合目から上蒜山の頂を見る |
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ブナの混合林になって | 道は中蒜山へと続く1202bの上蒜山最高地点 |
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1202b上蒜山最高地点から笹藪を漕いで | 二等三角点のある1199.7bの山頂 |
1202bの分岐から道は中蒜山へとしっかりとした気持ち良い尾根歩きが続く。正面に中蒜山をみながら背後には上蒜山。
一度コルまで下がるが、ここには3〜4カ所クサリ場があり滑る急斜面で慎重に下る。それが終わると展望の良い笹原のユートピア。
やっぱりこっちまで来て良かったとコルから中蒜山を見上げる。中蒜山は高く見えたが、緩やかな登りで1202b分岐から1時間程で中蒜山山頂に到着。
頂上は360°の大パノラマ。生憎上蒜山山頂辺りに雲がかかってしまったが、蒜山高原が眼下に箱庭のように広がっている。
ここは四等三角点だった。 10分程休んで塩釜冷泉に下ることにした。避難小屋の前を通って下蒜山方面へ進み、10分位で下蒜山との分岐に着き、塩釜方面に下る。 蒜山高原を見ながらの楽しい下りだったがすぐに樹林帯の急な下りが1時間位続く。 塩釜冷泉に着くと登山口入り口に湧き水があり、飲もうとしたときタクシーがきたので飲まずに乗ってしまった。 ここではタクシーを利用する登山者が多いのか上蒜山登山口や中蒜山山頂にタクシー会社の番号が書かれてあったので、下山3合目辺りでрオていた。 タクシーで上蒜山駐車場に戻り(タクシー代¥2240)、快湯館で温泉に入って極楽気分に浸った。 家に帰って上蒜山の本を読むと1202bの上蒜山最高地点は中蒜山分岐と書いてあった。 |
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コルから中蒜山への緩やかな尾根道 | 上蒜山をバックに中蒜山山頂 |
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山頂広場 | 下蒜山との分岐から塩釜冷泉に下る |
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中蒜山1合目 | 塩釜冷泉.中蒜山登山口 |
上蒜山駐車場 | 9:59 | → | 中蒜山分岐 | 10:58〜11:07 | → | 上蒜山山頂 | 11:17〜11:27 | 中蒜山分岐 | 11:37〜11:50 | → |
中蒜山山頂 | 12:50〜13:02 | → | 塩釜冷泉 | 14:28 |