船形山(升沢コース) ふながたやま 1500b 2013.10.11

升沢コース登山口 6:51 中間地15番 8:24 船形山山頂 10:29:10:11 升沢コース登山口 13:44


旗坂キャンプ場の升沢コース登山口に着いた。昨日の台風の余波で雨が降っている。 幸い風はないが往復8時間位かかる山なので登山口に着いたものの登る決心がつかない。 一台の車が止まっていて、一人の男の人が登山口辺りを歩いていたが、カッパを着て登山靴を履き出した。 もう一台車が来た。車からおりて5分位ウロウロしていたがそのまま帰ってしまった。男の人がリックを背負い登山口に入っていった。 1時間歩いて雨が強くなりそうだったら帰ろうと夫と話し、私達も出発することにした。 駐車場から2〜3分上がると登山道入り口があり30番のプレートがかかっていた。

ブナ林が続く。まだ緑が濃く紅葉の兆しがないが落ち葉で敷き詰められた登山道はフカフカで歩きやすい。 時々舞い上がる落ち葉に秋を感じながら快適な道を29番、28番と進む。 山頂が1番で、山頂めがけて数値が減っていくようで40分歩いて25番に来た。 ブナ林に入ってから雨も気にならずリズムもとれて山頂めがけての番号に励みをもらう気持ちになって半行程の15番に着いた。 雨がやんで濃霧になり幻想的な雰囲気に三光宮入り口の標識を通過、5分程で大滝コースとの分岐になった。 だんだん木の葉が色づきだした緩やかな山腹を登っていく。左側に蛭ヶ岳にいたる草原コースの分岐になった。 まっすぐが升沢小屋経由山頂行きなので真っ直ぐ進む。

9番プレートをすぎると濃霧の中にこじんまりとした升沢避難小屋が突然現われた。 濃霧なので本当にそんな気がした。小屋のすぐ下から沢歩きになった。 濃霧と雨上がりの沢は歩きづらく広い沢から枝沢へと沢の登りは長く、やっと沢を登り切ると今度は急な階段が延々と続く。 4番プレートを見て崩れた滑る階段を上りきると平坦な道になって千畳敷に着いた。 濃霧で何も見えないが山頂まで0:7`の標識に20分歩いて山頂へ到着。殆ど休まず歩いたが3時間20分かかった。 山頂小屋も建っている広い船形山山頂は濃霧で辺りの様子は全くわからない。一番プレートを探し、 三角点をタッチしてすぐ下山。
升沢コース登山口は30番 ブナ林に25番
やっと中間地点の15番 大滝への分岐(帰路撮す)
9番プレートを通過して升沢小屋に 小屋からすぐ沢歩きになる(帰路撮す)
どんどん沢を登る 尾根上の千畳敷
舟形山山頂 山頂小屋(1番プレートが見えない)
沢を下る 升沢小屋から紅葉した尾根が
15番近くの三光宮 灌木帯の登山道
ブナ林の登山道 登山ポストがある駐車場
千畳敷標識まで戻ってやっとリックを下ろす気になった。狭い登山道で立ったまま休憩していると、 先にスタートした男性が登って来た。 キノコを採りながら登って来たとビニール袋のキノコをみせてくれた。 お二人が通りすぎるのが見えましたよと云っていたが、1本道の狭い登山道どこですれちがったのかしらと思ったが、 あの人はどうしたのかと気になっていたので安心した。千葉からいらしたという男性は頂上へ進み、 私達は15分程休んで沢を下る。 沢を下り終えると霧が晴れ、明るくなって小屋から山頂稜線が見えた。 登る時は濃霧時の写真だったので、 写真を撮りなおし紅葉やブナ林を楽しみながら登山口13:44分着。