大石沢(三等三角点名) おおいしさわ 816.4m 2011/3/7


赤井川村にある余市岳と尾根続きの山で山名はなく、三等三角点名が「大石沢」の山。この山の南側には大石沢川があるので 「大石沢」の点名はこの川名に依るのであろう。 最短距離で登ろうと、国道393号線(メープル街道)でこの山の北側の「賀老の沢」と「ポン賀老の沢」中間あたりに駐車スペースを探すも適当な 駐車場所はない。最短距離から登るのを諦め、次は 国道393号線が都の信号で曲がると直ぐにある駐車帯から、「金橋」を渡り尾根伝いにとも思ったが、 卓盛橋袂から「明治常盤林道」経由とそんなに 距離的に変わらないので楽な卓盛橋袂から「明治常盤林道」経由で登る。

「明治常盤林道」入口は何日か前に除雪した形跡があるものの、また雪が積もっているので簡単に除雪して駐車する。 今日は気温も高く、雪が湿ってラッセルも重い。山麓をトラーバスしながら進む林道は傾斜も緩く、 今日の湿雪で帰路滑るだろうかと心配しながら標高点534mの尾根下部にたどり着く。ここまで3.5km、2時間の 林道歩きであった。(林道は途中で地形図にない林道と枝別れしている) 尾根上に出ると平らな疎林の雪原になる。緩斜面をひたすら登り、頂上近くなると、どこから来たのであろうか、 夥しいスノーモービルのトレースが残されていた。標高800mを越えたあたりから樹木にピンクのテープが下がっているところもある? 平坦な頂上で食事を摂っていると、急に空模様がおかしくなり風雪となる。早々に下山開始。5分ほどでまた青空が見えるようになる。 林道からの登りに2時間近くかかったが、下りは20分ほどであった。心配した林道の下りも、歩くことはあまりなく1時間ほどで下降。

明治常盤林道入口付近 620m付近
頂上手前(頂上は右手奥)



登り: 3時間40分 下り 1時間20分