幌内山(蘭越) ほろないやま 841.6m 2011/2/27 天候: 風雪 登り: 2時間30分 下り: 1時間40分




幌内山は蘭越町と黒松内町の境に位置し、低山ではあるが、周囲に多くの沢を抱える大きな山容の山。 山名はこの山がペンケ・パンケホロナイ川(大きな川、大事な川)の源流に位置することに依る。
ルートは道道32号(豊浦ニセコ線)の立川から少し豊浦寄りに進み、道道が昆布川を渡る橋の手前にある、 パンケ幌内川沿いの林道から入る。林道入口には昆布林道と書かれた看板や道有林の看板がある。

この林道入口から500mほど豊浦側に進んだ地点に除雪された駐車帯がある。 今日は生憎の風雪で100m以下の視界。ここまで来るのに車の運転に気を遣う。 林道を30分ほど進むと幌内第二川に出会う。水深5〜10cm、幅3mほどの徒渉がある。 登山靴のままでも渡れそうだが、念のためポリ袋を履いて渡る。 徒渉を終え、林道を300m程進んだ地点より林道を離れ、右手の斜面を目指し、 林道をショ-トカットする。途中でこの林道を横切り、2度目に林道に出会って、 またこの林道を標高320mまで辿る。320m地点で林道は3方向に分かれているので、 真ん中の林道を、左手に沢形を見ながら辿る。

暫く進むと、ダケカンバの広い尾根となり、ここからは忠実に尾根筋を辿る。800mで平坦な頂上台地の一角に着く。 ホワイトアウトの中、ひたすら平坦地を進み最後に傾斜のある斜面を登り切ると頂上であった。 風雪も強いのでシールを外す気にもなれずそのまま少し下る。 まだ、20〜30分しか経過していなのに帰路は行きのトレースが何カ所か完全に消えていた。

徒渉する幌内第二川 頂上