札幌市南区豊滝にある三等三角点の無名峰で点名が「盤ノ沢」の山。盤ノ沢の点名は盤の沢川の水源にこの山があることに因るのであろうか。
川底が盤になっている「盤の沢」の川名は各所に見られる。230号線を通る時は何時も目にして気になっていた山で、軽くお散歩気分で出かけたが
楽勝の山ではなかった。
国道230号を札幌から定山渓方面へ向かい、札幌岳豊滝コースと同じく、
豊滝の道路情報館の手前200mの中丿沢橋で左折、 (通り過ごした時は道路情報館の信号を左折し、200mほどで左折して前述の道に合流)
何軒かの果物園を過ぎ、1..9q弱のところを左折し、豊滝市民の森へ向かう。豊滝市民の森には簡易トイレやベンチも設置されている散策路がある。
車は盤龍信仰院まで入ることができ数台の駐車場所もある。ここは、名水「龍神の水」を汲みに来る人が絶えず、冬期間も除雪されている。
カンジキで728mコブの先にあるコルを目指す。最初のうちは歩き易くスキーでも良かったかなと思いながら歩くが、
コルが近づくと傾斜もきつくなる。コルには寄らず頂上稜線の西側斜面を登る。登り易そうなコースどりは立木が邪魔をして進めず、
傾斜もきつくスキーでは難儀するであろうと思いながら登る。雪がサラサラで足場が崩れて登り難い。
コル下部から250mほどの登りに2時間弱かかってしまった。三角点「盤ノ沢」は稜線途中にあり赤テープが下がっているだけであった。
この先最高点を目指すが視界が開けた場所があったので昼食を摂る。吹きだまりが発達た稜線の先に最高点の盛り上がりが見えている。吹きだまりの
稜線はラッセルも深そうだ。動かないでいるとだんだん寒気がしてきて最高点はパスして下山開始。帰りは足場が悪い斜面も滑り落ちるので楽勝。
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