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短絡登山口 |
5:00 |
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カムイ天上 |
7:00 |
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頂上 |
11:00 |
頂上 |
12:00 |
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カムイ天上 |
14:40 |
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短絡登山口 |
16:20 |
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沼の原よりトムラウシ山 |
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この山は大雪と十勝山系を結ぶ中間に位置し、山頂部の溶岩台地には大きな岩が積み重なり「ロックガーデン」と呼ばれ、ナキウサギの生息地になっている。山域は1934年(昭和5年)に大雪山国立公園の特別保護地区に指定された。
北沼、南沼、ヒサゴ沼等の沼も点在している。 周囲には、トムラウシ庭園、日本庭園、黄金が原等のお花畑が拡がっている地上の楽園。 一等三角点、点名:「富良牛山」の山で、日本百名山にも選定されている山。
トムラウシとはアイヌ語で@トンラ・ウシ=水垢の多い(温泉鉱物のため水がぬらぬらしている)、
A水草トンラが生えている 、
B水苔・湯花のある川、等の説がある また、花、葉の群生するところとの説もある。
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登山ルートは、@-新得町・トムラウシ温泉からのもの、A-東川町・天人峡温泉から、B-俵真布林道から扇沼山経由で、C-クチャンベツ登山口から沼ノ原経由で、
D-白雲岳、忠別岳を経る縦走路や E-十勝岳方面からの縦走などがあるが、かなり奥深い山であり、山小屋などの設備もない。
@トムラウシ温泉からのルートは新得町より、国民宿舎「東大雪荘」の脇の登山口から登りはじめる。 マイカーの場合は車道を更に登り、カムイ天上下部まで車で行くと、1時間30分程度短縮できる。
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登山口脇にある噴泉塔 |
国民宿舎「東大雪荘」 |
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登山口から温泉裏手の尾根を登り、1008mの起伏を越えたところで車道よりの短絡コースと合流する。
前方にトムラウシ山や前トムラウシが見えるようになるとカムイ天上である。このあたりまで雨後などは泥濘状態の場合が多い。
カムイ天上分岐は標柱だけあり、眺望はない。ここから少し進んだところで旧道分岐点となる。
以前は、ここから右手にカムイサンケイナイ川に下り、遡行していたが、増水時に事故が多発したことから、新道が作られ、旧道は立入禁止になっている。
新道は、所々ぬかるみがあり歩きづらい。間もなく、左手方向に展望が開け、下ホロカメットク山、境山、上ホロカメットク山、十勝岳、美瑛岳と十勝連峰が見えるようになる。
新道は一旦下ったかと思うと再び登りとなり、山腹をトラバースして行くと、前方にトムラウシの姿が見えてくる。途中、小さなお花畑を横切ると、
やがて急降下の道となる。ここがコマドリ沢へのジグザグ下りで、コマドリ沢まで下ると、その右岸に沿って登る。
岩礫の道を登り切ると平坦地の前トム平にでる。前方にはトムラウシが、右手には前トムラウシが、左手には十勝連峰の山々の姿が見える。
前トム平からは、ハイマツの中を縫うように緩やかに登ると、ケルンとスレート状の岩が林立している尾根の上に出る。ここから左手に緩やかに下っていくと、
今度は右手にごつごつした露岩を登る。ここから、巨岩・奇岩、ハイマツと折り重なる登山道を下ると、トムラウシ公園で、
ここは、奇岩・巨岩と大小多数の池塘の縁を高山植物が織りなしている、絶景ポイントとなる。
トムラウシ公園を抜けると、山腹に取り付き、ガレ地の登山道を進むと、南沼キャンプ指定地との分岐(トムラウシ分岐)になる。
ここから、右手に進み、トムラウシ山頂をめざします。累々と積み重なった大岩を乗り越えトムラウシ山頂上。
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コマドリ沢を登る |
コマドリ沢上部のガレ場を登りきった、広大な砂礫の尾根からの展望 |
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オプタテシケが見えてくる |
トムラウシ山 |
沼ノ原の向こうに石狩連峰 |
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南沼付近 |
頂上付近より北沼 |
頂上 |
頂上より忠別岳方面 |
また、この山にはクワウンナイ川を遡行して登る、素晴らしいコースがある。
クワウンナイ川の遡行は、日本一美しいといわれる「滝の瀬十三丁」(小泉秀雄氏の命名)
を経て頂上に至る。このコースは慶大の大島亮吉によって
紹介された。大島は1920年(大正9年)、
松山温泉(現天人峡温泉)からクワウンナイ川を遡行してトムラウシ山に登頂。
この時の紀行文「石狩岳より石狩川に沿うて」はクワウンナイの様子を表した名文である。
その後、彼は前穂高岳で転落死した(1928年)。
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トムラウシ山 |
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