てんまくやま
天幕山 1052m 2010/4/4 登り: 2時間15分 下り: 55分


天塩岳の南麓にあり、近くの突角山、摺鉢山と共に上川三山 と言われている。
天幕山の山名は麓の地名「天幕」に依る。 地名の由来は、 明治20年代に 清水三次郎がこの地で天幕生活をしていて、 天幕三次郎と呼ばれたことに依る。

天幕山への登路は、 岩内川沿いの林道やシビナイ川沿いの林道からが良く利用 されているようであるが、長い林道歩きがあるので、 今回は中越橋から尾根にいきなり取り付くルートを取る。 シビナイ川林道入口に除雪された駐車可能なスペースがあり、 そこから中越橋方向へ少し戻ったところより尾根に取り付く。

始めは急な斜面を登る 尾根に乗るとニセカが、下には高速道路も見えている
急斜面をジグを切りながら40分程 で尾根上に出ると、ニセイカウシュッペ山や大雪の山々が 対岸に浮かび上がる。
尾根に乗ると向かいに大雪連山が
ここからは緩やかな稜線を進み800m付近で林道を横切り、 858m標高点あたりまで来ると眼前に最後の登りの 樹木の無い白い 広大な急斜面が拡がる。

樹木が点在する右手の斜面を廻り込むように天幕山頂上を目指す。 広い頂上からは大雪の山々、ニセイカウシュッペから 平山〜有明山〜天狗岳へ続く山並み。向かいには宇江内山、 摺鉢山などが良く見えている。

送電線の下から 目指す天幕山と手前のコブ
858mの先に拡がる斜面 858mの先に拡がる斜面
頂上5分前 頂上