瀞台 しずかだい 273m 2009/11/03 天候: 曇り 登り: 40分 下り: 30分

長沼町と由仁町の町界線上に拡がる馬追丘陵上の一等三角点の山で、全国に48箇所設置された天測点の第一号が設置された山でもある。 山名は明治19年北海道庁技師 内田瀞氏がこの山に登り、植民地地区選定を行った業績を讃えて「瀞」の一字を入れた山名としたことに依る。


馬追丘陵は「馬追自然の森」と呼ばれ、大規模な遊歩道が設けられ、丘陵上の主ピークが「瀞台」と「長官山」である。

整備の行き届いた遊歩道は、7箇所の入口に繋がっている。

各、入口から瀞台までの距離は、

 A→瀞台・・・4,007m
 B→瀞台・・・5,561m
 C→瀞台・・・2,705m
 D→瀞台・・・2,405m
 E→瀞台・・・2,361m
 F→瀞台・・・2,800m
 G→瀞台・・・4,095m
概念図

長沼から由仁へ向かう道道3号線が馬追丘陵を越える峠の途中にある「馬追温泉」の100mほど手前右側に、 遊歩道の入口があり、「馬追自然の森遊歩道」の案内板がある、D地点から瀞台を往復の4,800m程の散策である。

笹が広く払われた遊歩道を行くと(恐らく地元の方々がボランディアで整備されてくださっているのであろうか、感謝しながら)、 入口からの林道と合流し、林道をそのまま進み、少し歩くと遊歩道の標識があるので、標識に従って遊歩道を進む。
途中には「馬追コミュニティーセンター方面」との分岐もあるが標識が整備されているので標識に従って進むと「瀞台」へと繋がる小尾根に出て、 小さなアップダウンを過ぎて「瀞台」に到着する。

頂上からの展望はあまり良くないが、ベンチや長沼山岳会が設置した登山者名簿・天測点とその説明板・山名由来の説明板と小道具が揃っている。
Dコース入口 広く笹の払われた道 頂上標識
天測点と説明板 長沼方面を望む 頂上