カルルス山 | かるるすやま | 1075m | 登り: | 2時間 | 下り: | 1時間 |
オロフレ峠を挟んでオロフレ山と対峙する山。かつては1077m峰(通称バケモノ山)に個人が開いた道が通じていたが、1077m峰は支笏洞爺国立公園内にあり登山道を開削したり工作物を建てることは許されないとのことで、現在この道は閉鎖され、平成21年に登別山岳会によってオロフレ峠展望台からカルルス山経由来馬岳までの縦走路が整備された。 カルルス山の山名は麓のカルルスに依り、カルルスの地名は同地の温泉の泉質がチェコのカルルスバードに似ているからと1898年に市田重太郎が命名。アイヌ名はペンケユ(上の温泉=登別温泉の上にある意味) 登山口はオロフレ山登山口の反対側の法面にある(駐車場南側)。暫く登り、振り返ると、眼下に駐車場、その奧にオロフレ岳が見える。アップダウンを繰り返し進むと、道が二手に分かれる。階段がついた右手に進むと無名峰に「カルルス山」と記された標識が立っていた。 再び、分岐まで戻って、先を進むと広く開けた平坦な地形に出る。そこには幾筋かの踏み跡が見られるが、 頂上から10分位いで山頂台地の南端にハシゴが設えられた大きな岩に出会う。岩の上は展望台になっていて、これから進む稜線上の1043mコブとその奧に来馬岳が見えるE。 その岩から標高差80mほどの急斜面を下り、さらに、1043mコブを目指し緩やかに登っていく。コブからは、目指す来馬岳の頂上が近くなってくる。 来馬岳からカルルス温泉へ下る。下りの途中から来馬スキ-場とカルルス温泉旅館が見えてくる H下まで降りてきて振り返るとスキ−場と来馬岳 I このル−トは来馬岳の下り以外は大きなアップダウンも少なく 登山道もしっかりついていて、まるで稜線歩きのハイキングコ−スみたいで、 行った日はお天気も良く登山道にシラネアオイやオオバナノエンレイ草など結構咲いていて 気軽に登れる山である。 車2台で行くか、下山後オロフレ峠にタクシーで戻ることになる(タクシー代 \7000程度)、若しくは、往路を戻っても来馬岳から2時間弱。 |
オロフレ峠 | 駐車場南側にあるカルルス岳登山口 | 途中からの駐車場とオロフレ山 |
P1012mから、中央がカルルス山 | カルルス山山頂 | E岩の上から来馬岳方向 |
来馬岳頂上 | 来馬岳頂上 |
H 来馬スキ-場とカルルス温泉旅館 | I スキ−場と来馬岳 |
峠 →(1時間) カルルス岳 →(1時間) 来馬岳 →(1時間) スキ-場下 (登山時間3時間) |