札幌市にある山で百松沢山の支尾根上の無名峰。
岩崖の点名が示すようにヤセ尾根上に恐竜の脊のように
岩崖が連なっている山。
岩崖は3つ(?)のブロックに分かれており、
三角点は中央の崖上にある。
百松沢山の宮城の沢コース登り口がある札幌市西区の霊園より登る。
冬期間は閉鎖されている霊園入口付近の採石場への作業道を辿る。
作業道はジグを切って登って行くのでショートカット
しながら進み採石場に来ると小沢を堰き止め
青く水を貯めた池があった。
作業道最上部まで来ると源八沢を見下ろすようになる。
ここから尾根沿いに手前のコブまで来ると、ここにも
岩壁があった。ここから急斜面を登り対岸の尾根に乗ると、
岩が主体のヤセ尾根だ。尾根の先には岩崖が恐竜の脊のように
連なっている。
右手斜面に下りて岩崖の基部を樹木に捕まりながら
トラーバスする。
2つ目の岩崖中央付近に登り易すそうな箇所があったので
そこから岩崖上に出ると雪面から顔を出して三角点(岩崖)
が鎮座していた。
この先にも岩崖があり、そちら側からは尾根通しに簡単に
登って来れるようだ。その先にまだ岩峰はあるのかも知れないが
ここからは見えない。
今日はワカンできたが埋まって登りづらく、せめて作業道は
スキーにすると帰りも楽だったのかなと思ったりしながら
帰途につく。ヤセ尾根や急斜面のトラーバスは灌木が密生しており、
それにつかまりながら歩けるので気楽であった。
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