厚田村と当別町の境にある山。近くには同名の山666mもある。
別狩の山名はアイヌ語のペツ・トカリ(川の手前)に依る。
当別方向から道道28号線のT字路で 左折して国道451号線に入る。
左折地点より1.3kmほど浜益方向へ走った地点で路肩に 駐車する。
ここから五番川に沿いの林道に入り、五番川に沿った林道を辿る。
沢と言っても始めは巾が広く広場のような感じだが1kmも進むと 沢巾も狭まってくる。1.2kmほどのところで林道は五番川を渡るが、
橋を渡るか、渡らずに右岸を行くか,
右岸はこの先、山際が川辺に迫り歩きにくそうだ。
一寸迷ったがなんとかなるだろうと
高をくくり橋を渡って進んでしまった。水量はかなり多く、
この時期スノーブリッジも期待出来ない。
川辺を観察しながら進むが、 渡渉地点が見つからない。
多少川幅が広く川底が浅くなって渡れそうなところで意を決してポリ袋を履いて渡る。
入山して3kmほどで 沢が右へ大きく湾曲するが、
その先366m標高点からの尾根を辿り 頂上へ向かう。
急斜面を登り切った台地に着くと、雪庇をつけた頂上はその先で、あと10分
位はかかりそうだ。
頂上からは近くの増毛山塊方向は厚い雲で黄金山が下半分だけ見えている。
反対方向は視界が利きピンネシリや神居尻山、隈根尻山、察来山、富士形山も見える。
今日は渡渉地点を探したり、渡渉に時間がかかってしまった。
この時期やはり橋を渡らず右岸を辿るべきであった。
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