阿寒富士 | あかんふじ | 1,476m | 登り: | 2時間 | 下り: | 1時間20分 |
阿寒国立公園にあり雌阿寒岳山塊属する美しい円錐状の山容を持つ活火山で一等三角点 点名:「阿寒富士」の山。雌阿寒岳山塊は中マチネシリ、ポンマチネシリ、
阿寒富士、西山、北山、南岳、 東岳、1042m峰の八つの火山体から構成されている。 西麓のオンネトーには、 微生物の働きで天然のマンガン鉱床が生成されている湯の滝がある。
阿寒は@アカム=車輪(雌雄の山が両輪の如く 聳えているので) Aラカン=ウグイの産卵地 Bアカン=不動(昔の大地震で雄阿寒岳が動かなったので)付近の 地名となった、等の諸説がある。 足寄市街地から東へ約50km。国道241号から右折して道道949号オンネトー線に入り、終点の「オンネトー青年の家」が登山口で駐車スペースも十分にある 雌阿寒岳とペアで登るられるケースが多い山。 キャンプ場脇の車道を少し行くと、小さな沢を渡り登山届ポストがある。登りはじめからの急登であるが長くは続かない。 平坦な路と根が階段状になった登りの繰り返しや、沢形地形を越えたりしていると、4合目でハイ松が現れてくる。 ハイ松を見ると森林限界も近い。6合目の森林限界で視界は一気に開け、オンネトーが背後に見え、雌阿寒岳や阿寒富士も見える。 この先、登山路脇でメアカンキンバイ、メアカンフスマ(6〜7月)が見られる。コースはコルを経由しないで、 いきなり火口壁を目指している。7合目又は8合目からコルへ向かう。最初に阿寒富士へ登る場合は7合目付近からコルへ向かい、 雌阿寒岳の帰りに阿寒富士へ登る場合は8合目から行くと、8合目には阿寒富士への標識→とはっきりとした踏み跡もある。 火山礫の急斜面の登りの背後には噴煙を揚げるポンマチネシリや、その深く切れ込んだ沢をみることが出来る。 |
登山口 | 頂上 |
登山口 | 8:00 | ⇒ | コル | 9:30 | ⇒ | 頂上 | 10:00〜10:20 | ⇒ | コル | 10:40 | ⇒ | 登山口 | 11:40 |