有珠山(大有珠) | うすざん |
732m |
洞爺湖の南側にあり、直径1.5kmの外輪山をもつ成層火山で、その寄生火山(ドンコロ山)、
溶岩円頂丘(大有珠、小有珠、昭和新山)や潜在溶岩円頂丘(西山、コンビラ山、西丸山、四十三山、東丸山、有珠新山、オガリ山)
から成る二重式の火山。 過去に何回も大噴火を繰り返している山で
アイヌの人達から(イエ・ケレ・ウセ・クル=軽石を削り出す神)と恐れられていた。
山名はアイヌ名のウス・ヌプリに因り、ウスは @ウス(湾)Aウショロ(湾内)がウスに転訛
等の説がある。 また、アシリ・ヌプリ(新しい山)とも呼ばれていた。
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ゴンドラ駅 5分 → 火口原展望台 40分→ 外輪山展望台 10分 →南外輪山展望台 5分→外輪山展望台→40分 ゴンドラ駅 |
JR有珠駅への豊浦側山手に「有珠山登山口」の案内板があり、ここから山側に入ると、
高速道路脇の手前左側に広い登山者用の駐車場がある。駐車場から高速道路の下を通り抜けると、
正式な登山口がある。全道6箇所に整備されている「治山の森」の、ここ有珠山治山の森を登る。
良く整備され幅の広い遊歩道は真っ直ぐに外輪山に向かってつけられている。通の両脇にはササは一切なく、シダ等も見られ やすらぐ雰囲気だ。植生も豊でドングリが至る所に落ちている。 樹林帯を抜けススキの中をジグをきるようになると外輪山も、 もうすぐだ。「南外輪山展望台」の手前で外輪山に出ると正面に有珠山の大展望が拡がる。 正面に巨大な有珠新山の急斜面が覆い被さるように横たわり,その右に大有珠、 また左には小有珠が迫ってくる。 オガリ山の下には銀沼火口が口を開いている。 |
登山口 | 整備された登山道 | あと1.5km |
伊達側登山口 1時間15分 → 南外輪山展望台 → 50分 伊達側登山口 |