ペケレべツ岳 ぺけれべつだけ 1532m 登り: 2時間10分 下り: 1時間30分


日高山脈の南端に位置する山でヌプチミップ川の源頭にあるため昔はヌプチミップ岳と呼ばれていたが、 ヌプチミップ川の尾根隣から源を発し、麓の清水町に流れて込んでいるペケレベツ川に因りペケレベツ岳と呼ばれるようになった。 ペケレベツは(清く澄んだ川)を意味し、清水町の町名はペケレベツに由来する。

札幌方面から日勝峠を過ぎて暫くすると、右側にある除雪ステーション横が登山口。 展望の利かない広葉樹林帯の急登をゆくとトドマツも混じってくる。500m刻みに山頂までの距離表示があり、 ハクサンシャクナゲが多いところでは「シャクナゲ沢」の表示がある。ここから、大きな岩を縫うように進み、 特に大きな岩には「母の胎内」 の名前が付けられている。ダケカンバ林の急な登りで1343mコブに着くと、 日高側の山も見えるようになる。

1343mココブから一度下ってから肩迄一気に登り、ハイマツの根で歩きづらい稜線を辿り山頂。 日高側はハイマツに囲まれて あまり展望は良くないが、山頂一角の開けたところからペンケヌーシ岳や芽室岳等が見える。

登山口 歩きづらいハイマツの根の路 頂上から芽室岳や芽室岳西峰

頂上