小天狗岳(定山渓) | こてんぐだけ | 765m | 登り: | 1:00 | 下り: | 0:50 |
さっぽろ湖の西岸、定山渓ダムのすぐ脇にあり、湖岸の道路を走っていると定山渓天狗岳の左脇にある小ぶりの尖った山で、 頂上には三等三角点 点名:「小天狗」がある。
国道230号線で定山渓市街地へ入る手前のトンネルを抜けてすぐ右折して国際スキー場方向へ向かう。 最初の信号を右折して定山渓ダムの下にある「定山渓ダム下園地」に駐車して、ダムを右に見て、ダム資料館の左奥にある登山口へ向かう。 入り口にはゲートがあり、開門は9時、閉門は17時なので登山時間は制限される。 また、4月下旬〜11月上旬は閉門されている。 |
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さっぽろ湖からの小天狗岳 |
登山口の標識には800段の階段があり、登り50分との表示がある。登り始めてまもなく道道小樽定山渓線の橋脚下を横切り、
階段の路が混ざった急斜面を登り、丁度、半分位登ったところで正面に岩塔が現れる。これに登ってみると絶景が堪能できる。
足下は絶壁で、神威岳、さっぽろ湖、定山渓ダム、定山渓温泉が眼下に広がっていた。
ここで一旦緩い登りの後、再び急登で頂上に至る。頂上が近くなると足下にさっぽろ湖が見えてくる。 山頂からは、サッポロ湖と木挽展望台、 木挽大橋が眼下に、余市岳、 定山渓天狗岳、烏帽子岳、神威岳が間近に見え、手稲山は遠くに見える。 山名が刻まれた円盤も設置されていて、皆さん山座同定に余念がない。 ここから木挽沢を眺めているとかって多くの登山者が訪れた名沢「木挽沢」が偲ばれる。定山渓ダムにより、沢の核心部は人造湖「さっぽろ湖」の下に消え、 面白くない沢へと変貌した。いつしか木挽沢は忘れ去られた存在となってしまった。 頂上から、その奥にも路は伸びており、整備のされていない荒れた路がサッポロ湖湖畔へと繋がっている。 |
登山口 | 道道小樽定山渓線の橋脚下を横切る | 整備された階段の登山路 |
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