札幌市の西部、発寒川と宮城の沢川に挟まれて位置する山。山名は最初の所有者の名前に因る。明治末期から昭和12年頃
まで、この山で金銀銅の採掘がされていて、最盛期には500人ほどの鉱員がいたという。山裾には当時の名残と
思われる石組みが見られる。
登山路は無く、積雪期にカンジキでよく登られている。登路はこの平和霊園からと北側の発寒川沿いからが一派的に登られている。
発寒川側からは西野変電所から延びる送電線下を通過して直ぐに、左側に分岐する道から北東尾根を辿る楽そうなコース。
また、前記送電線の奥にある新送電線下から北尾根を辿る急登のコースも登られているようである。
何れにしても発寒川側からのコースは発寒川をスノ-ブリッジで渡らなければならないのでスノーブリッジが発達した時期が良いようである。
この宮城沢ルートは西野二股の右股を行き、平和の滝方面へ右折せず直進して、平和霊園付近に駐車し、霊園を過ぎたところから登り始める。
「宮城沢川」に沿った林道を進むと。まもなく鉄骨のフレームだけが残る橋に出会うが、脇のスノーブリッジを渡ると、やがて、送電線と砂防ダムが出てくる。
左手に砂防ダムが現れてくるころ、
右手に入り、377mコブ左手のコルを目指す。 コルから515m標高点から続く尾根筋を辿り頂上に至る。 |